照明で商品を魅力的な陳列を
「棚下照明で商品を魅力的に」
でもご紹介しましたが、商品を魅力的に見せ、購入意欲を高めるために什器はあります。
陳列の方法で、売り上げが変わるそうです。
スーパーマーケットなどの什器に使われている照明も、食べ物を新鮮に見せたり、美味しそうに見せたりするのに照明は一役買います。
そして、スーパーマーケットの什器でも棚下に照明は付けられています。
例えば、冷蔵ショーケース。
食べ物を新鮮に見せたり、美味しそうに見せたりするのに照明は欠かせません。
特に、肉や魚は照明の色温度や演色性で見え方に大きな差が出て売り上げを左右するなんて話も。
これは、パンコーナーのショーケース。
パンも薄暗いところにあると美味しそうに見えないので、照明は必須です。
パンはまだ並んでいませんが、照明がついていないと薄暗い感じです。
照明がついている状態と付いていない状態、見比べるとやはりついているほうがいいですね。
次はお惣菜コーナーの什器。
こちらも照明付きです。
奥行きがあるので、照明がないと奥が暗くなってしまいますよね。
また、目立たせるという意味で照明が一役買うこともあります。
メインの台の下にある、棚にパックや商品が置いてあります。
低い場所の棚で、天井照明も届きにくいのでここにも、棚下照明が設けられています。
ここに照明がないと、暗いだけでなく目に付きにくくなってしまいます。
こちらは照明の付いていないタイプです。
ご依頼によって、照明の有無はまちまちです。
照明の代わりにPOPでアピール。
商品の詰め方の説明も出来て、ここにお惣菜を入れるものがあるとアピールもできるのでこれも一つですね。
天板の一部にガラスを使うという方法もあります。
ガラス天板部分に商品を置いても隙間から光が入ります。
さらにお弁当やお惣菜手を手に取ると下の商品が目に入るの、ついで買いにも一役かってそうですね。
ひな壇はスチールとガラスで製作することで、こちらも商品を置いても下の商品が暗くなりにくいです。
商品の陳列も増やすことができて、陳列の高さが目線に近くなるので商品をアピールするのにはうってつけです。
節電が呼び掛けられるこの夏ですが、スーパーマーケットでは単純に照明を切ればいいというわけではないようです。
照明の有無が、商品の売り上げに直結するのであればなおさらですね。
ただ、このように什器を一工夫することで、わずかながら節電や売り上げUPに貢献できることもあります。