ピックの形をした特注サイズのオフィス用デスク
コロナによる緊急事態宣言もようやく、解除されそうですね。
テレワークの推奨が呼びかけられ、出社率7割減と言われてました。
弊社でも、テレワークの日と出社の日を交代で行っていました。
事務所でしか作業できないことや、打ち合わせ、検品などがあるので臨機応変にといった感じですが。
企業によっては、今後もテレワークを続けていくところもあるようですね。
今回、ご依頼いただいたのはオフィスに置く、大型のテーブルです。
こちらの会社でも、今後もテレワークを導入していくことんいなったそうです。
それに伴い、新しいデスクをということでご依頼を受けました。
1辺が2400㎜もあるビックサイズ。
ギターのピックのような形です。
天板の材料には、キズにも強いお馴染みのメラミン化粧合板を使用しています。
サイズが大きいので1枚の板にして搬入することができません。
そのため構成としては、バームクーヘンのような形の天板を3枚。
真ん中に小さいピック型の天板を1枚。
計4枚の天板を製作して、脚を取り付ける形状となっています。
メインのテーブルの脚は、パイプ脚を採用しました。
テーブルやデスクを製作する際に、難しいのが脚です。
これは、天板の大きさにもよって異なります。
天板の裏に補強を入れることもありますが、補強をいれても天板の重さで自沈してたわんでしまうこともあります。
フレームを組んでフレームの上に天板をのせるような形状にすると、問題ないのですが、コストとの兼ね合いもあります。
今回は、バームクーヘン型と形もいびつだったので、フレームを組まずに、パイプ脚を適宜つけることにしました。
その位置をどこにするか、何本にするかでお客様と悩みました。
というのも、座る人数が変わるかもしれないとのことでした。
座る場所によっては、足が脚に当たってしまう可能性があります。
どうするか悩んだ結果、脚のベース板を余分に取り付けて置き、脚の位置を変えられるようにしあした。
今回使った脚が、ベース板に手で回してパイプ脚を取り付けるタイプのものを使用予定でした。
付け替えに、手間はかかりますが工具が必要なく取り外せるので、お客様のほうで位置を変更してもらうことにしました。
天板に脚をとりつけた状態で、天板同士も金具を使った固定しました。
モニターアームを取り付けてほしいとご依頼されていたので、現地で実物を見て位置を確認してもらいながら取付。
これで、かなり丈夫で、かなり大きなデスクの完成です。
まだ、オフィスの移転前だったので作業スペースもたっぷりあり、作業もスムーズ。
1時間程度で終わりました。
きっと、今頃大活躍していることと思います。