超大型。キャスター付きの展示台
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2020.06.26
作品を展示するための大きな平台を納品してきました。
W2200×D1000もあるキャスター&アジャスター付きの台です。
かなりの重量の物を載せるとのことでキャスターも耐荷重用の物をチョイスしました。
シンプルですが、意外と難しいのがこの箱のようになった形状。
トップ部分にも、側面部分にも継ぎ目が入っていません。
通常であれば、継ぎ目が入ります。
というのも、箱のような形状を組む場合には板と板をビスで固定する形状で作ります。
この場合には、フレームの上に天板をのせて、フレーム側からビスで固定します。
そうすると、フレームと天板の間に継ぎ目が出てくるのです。
今回は、展示用の物で意匠性も求めたいとのことで、後からメラミンを貼る方法で仕上げました。
後からメラミンを貼るのは、少し手間がかかります。
手間がかかるということはコストもかさみ増す。
仕上げの方法でコストが変わることをご説明して、コスト抑える継ぎ目あり案にするかとても悩まれました。
最終的に継ぎ目なし案でご注文を頂きました。
あくまで、主役は展示している展示物。
台はわき役ですが、妥協しなくて良かったと喜んでもらえました。